スローモーションカメラ

10日ほど前に、友人が道で保護した生後2カ月くらいの子猫をうちで飼うことになりました。アズと名付けられたその子猫はあっという間に我が家のアイドルになりました。よく食べ、よく遊び、よく寝るやんちゃな子猫です。そんなアズのために主人がおもちゃを作りました。50センチくらいの高さのところから、細い糸を垂らし、その先端に2センチ角くらいの紙切れを括り付けただけなのですが、ゆらゆらと紙切れが揺れると遠目には蝶々みたいに見えるんです。おもちゃを初めて見たアズは大興奮で、一生懸命とびかかっていました。

その様子があまりにもかわいかったため、アイフォンのカメラで動画を取っていたところ、主人が「スローで撮ってみたら?」と言いました。それまで私は気づいていなかったのですが、アイフォンにもともと入っているカメラにはスローという機能があって、そのモードで不動画を取るとスローモーション再生ができるんです。それで、一生懸命紙切れにとびかかるアズをスローで撮ってみたところ、なかなか面白い動画が取れました。ただ見ているだけでは気づかなかったのですが、とびかかる瞬間は口を大きく開け、「ガオー!」と言っているようななかなか勇ましい顔をしていたんです。普段のかわいい甘えん坊のアズからは想像できない顔に家族全員大笑いしてしまいました。