|
実は私が彼女たちに初めて逢ったのは、イベント初日。当日の会場での事である。
受付責任者としてイベントに参加するのは2回目なので、私はおおよその混雑を予測する事が出来た。
特に来場者には長いアンケートに答えてもらわねばならず、これが混雑の主たる原因であることは
解っていたが、このアンケート回収率が他のイベントと比較にならないほど高いのも事実である。
いずれ改善の余地はあるにしても、ここで集められたデータがジガーのためにフィードバックされることを
信じて頑張るしかない。
そこで当日私のもとには7名の精鋭が集められた(後に10名まで増員)。その中に彼女たちはいた。最初、
何処の何者とも聞かされていなかったので(ああ、可愛いなあ)くらいにしか思っていなかった。しかし当日の
ミーティングで、男性メンバーは私以下、ほとんどがブース担当と講習担当に当たっていて、受付に常時
居る事ができないと判明したのである。
これも事前にある程度は決まっていたことだが、講習やブース説明が長引いた場合、補佐役の山谷孝之すら
常駐できないのである。
さあ、困った。もしも予測が良い方に外れ来場者数が多かった場合、メンバーに食事すらまともに
取らせることができるかどうか判らない。
彼女たちの負担はいやでも大きくなる。
しかし、この辺り私はファジーだ。私が慌てたら話にならない。成るように成れと開き直った。
彼女たちには一言だけ『こういうイベントは決まったことだけやるんじゃなくて、臨機応変に対応していこうや』
と伝えた。それしか言いようが無いもんね。かなり心苦しかったが、彼女たちは涼しく頷いた。
(ほんまかいな)と半信半疑のままイベントはスタート。
来場実数1100名以上。アンケート回収枚数は900枚を超えた。予想はかなり良い方に外れ、2日間
てんやわんやの大騒ぎ。
しかし、彼女たちはやり遂げたのである。文句も言わず、笑顔を絶やさず、苦情の一つ受ける事もなく、実に
機転の利いた対応だった。私の評価は(いい女だな〜)に変った。無礼かつ生臭い表現だが私にとっては
最上級の賛辞と理解していただきたい。その後、彼女たちはかなりの経験をもつレディースジガーである
事がわかると、(おおっ!めちゃめちゃええ女やんか!)と評価はうなぎのぼり。勝手なものだ。
私は初日が終わった時点で当HPに彼女たちと、他のメンバーの奮闘ぶりを記録してもらおうと思った。
今回の受付担当は裏方的要素の多い役回りだった。せめてこの場を借りてお礼をしたい。彼女たちや彼らの
奮闘なくして、このイベントの成功はなかったはずだから。
ともに頑張ってくれた『仲間』たちに。ともに苦労してくれた『仲間』たちに。
敬意と感謝を込めて。
|